すべてのサインに

まだ、12月8日に起きた出来事については信ぴょう性のあるやりとりができていませんので、心のどこかで嘘であってほしいと一縷の希望にすがっているというのが本心です。

仮に受け入れるとしても、日本には49日、そして100日、33年…と、見送りの時間が与えられていますので、その間にできることに自分なりに取り組むつもりです。

ひとつ言えることは、量子物理学とタロットという二つの世界が彼の魂によって結び付けられたことを考えると、彼自身がこの世を去ることがあったとしても、この世界のあらゆる風景の中にひそむ答えは、他でもない彼の伝えたメッセージによって照らし出され続けてゆくということです。
彼がいなくなったと聞かされて初めて、そのメッセージとシステムの強靭さに気がつくという(そしてもしかしたらヨアヴ本人はそれもわかっていたかもしれないと思うと)なんという理不尽かと思います。

彼が教えてくれたように、光が当たったすべてのサインに心を開き続けることが約束できるまで(いまはまだちょっと辛いです)しばらくは、彼を想って、彼が遺したものを理解できるよう、向き合ってゆきたいと思います。

彼とたった一回の握手を交わすことが叶わなかったのだとしたら、本当に残念でなりません。

そして同時に、彼と、CBDマルセイユタロットを介して出会えたすべての友人とともに、自分に残された時間をこれからどう生かしてゆくのかを考えたいと思います。

2016年12月11日
ツクイ 文(本サイトの翻訳者)
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